出典: GIGAZINE「ゴジラシャーク」と呼ばれたサメの化石が新種の生物のものだと判明 – こちら
記事の要約
2013年、アメリカ・ニューメキシコ州マンザーノ山脈で発見された「ゴジラシャーク」と呼ばれる化石が、正式に新種「Dracopristis hoffmanorum(ホフマンズ・ドラゴンシャーク)」と命名された。体長は約2メートル、下顎には12列もの歯が並び、約75センチの大きなヒレのトゲを持つ姿から「ゴジラ」の愛称が付いた。化石の詳細解析には光学技術が用いられ、堆積物に隠された歯の構造が明らかになった。ゴジラシャークは約3億年前の浅い海に生息し、甲殻類や魚を捕食していたと考えられている。進化的には約3億9000万年前に現代のサメやエイの系統と分かれ、約6000万年後に絶滅。軟骨魚類の中でも高度に進化した存在と位置づけられ、当時の海洋生態系理解に重要な発見とされる。
管理者の感想
「ゴジラシャーク」なんて名前だけでも心を鷲掴みにされるのに、実物のスペックがまた最高。体長2メートルに加え、75センチものトゲ付き胸びれって、どう考えても“古代の番長”だろう。
サメってスマートな捕食者のイメージが強いけど、こいつはまるで戦車みたいな迫力。しかも約3億年前に浅い海で甲殻類をバリバリ食ってたっていうんだから、海の治安は完全にこいつの管轄だったはず。絶滅してしまったのは残念だけど、化石からこんなワクワクする物語を見せてくれるサメたちには、やっぱり敬意しかない。